中学受験の通信教育おすすめランキング【最新】塾講師が教える効率的な使い方

中学受験を控えている家庭で、通信教育を検討しているご家庭も多いと思います。

ですが「通信教育だけで中学受験を突破できるの?」と懸念もあるでしょう。

今回は中国受験で通信教育を利用するメリットとデメリット、合格へのポイントなどについて説明します。

目次

通信教育だけで中学受験合格は可能か?通信教育のデメリット

最初にお伝えしておくと、通信教育だけで中学受験に合格することは簡単ではありません

通信教育だけでは不足するデメリットについて解説します。

スケジュール管理が難しい

通信教育の一番のデメリットとして、自分で学習計画を立てそれを実行する自己管理能力が求められます。

しかし、小学生の子供にとって、勉強のスケジュール管理を1人ですることは簡単ではありません。

計画通りに進めることができず、気が付けば学習が遅れてしったり、どうやって進めればよいわからず中学受験が嫌になってしまうリスクがあります。

また、普段の学校生活と両立させることも難しく、通信教育だけに頼った中学受験は上手くいかないケースも少なくありません。

リアルタイムでの質問が難しい

学習塾と異なり、通信教育ではその場で質問することが難しいデメリットがあります。

オンラインチャットでのサポートやメールでの質問対応は可能ですが、リアルタイムでの回答が得られない場合、理解が深まるまでに時間がかかることがあります。

成績アップの大前提として理解度は最重要項目で、質問ができないとわからないことが放置されてしまいます

この点を補うためには、分からない箇所をメモしておき、後でしっかりと復習する習慣をつけることが大切です。

サポート体制が充実している通信教育を選ぶことで、このデメリットを軽減することができますが、学習塾やオンライン家庭教師などに比べるとネックになってしまいます。

学習のモチベーションが保ちにくい

通信教育では、教室で他の生徒と一緒に学ぶ機会がないため、孤立感を感じやすくなります。

クラスメートや先生との直接的なやりとりが少ないため、競争心が薄れたり、モチベーションが低下したりすることがあります。

また、問題をすぐに誰かに相談できないことがストレスとなり、学習意欲が低下する原因にもなります。

塾では同じ目標を持つ仲間と競い合うことで自然と意欲が高まりますが、通信教育ではそのような環境が不足しています。

競争を嫌う人も多いと思いますが、中学受験はライバルがいたほうがモチベーションが上がりやすいです。

子供のレベルに合わせた学習ができない

通信教育の教材は内容が決まっているため、子供の理解度や進度に合わせた指導を受けにくいことがあります。

特に苦手な分野や得意な分野に応じた柔軟な対応が難しく、学習の効率が下がる可能性があります。

中学受験は志望校によって対策が変わるため、その点で通信教育だけで試験に臨むのはリスクが高いと言えます。

あくまで通信教育は補助として使うことも検討しておきましょう。

保護者への負担増加

中学受験は保護者のサポートが不可欠ですが、通信教育でも同じことが言えます。

学習の進捗を管理し、適切なフィードバックを与える役割が求められるため、保護者の負担が増加します。

また、質問に対する対応や教材の選定など、保護者が学習に深く関わる必要があり、忙しい家庭ではこれが大きなストレスとなることがあります。

親がストレスを抱える影響は大きく、中学受験に失敗する子供の中には親のプレッシャーに潰される子供もいることを覚えておきましょう。

中学受験で通信教育がおすすめの家庭

通信教育だけで中学受験を突破することは簡単ではありませんが、だからといって通信教育をやらない方が良いというわけではありません。

使い方や子供の学習理解度によっては、通信教育が効果を発揮することもあります。

学習嫌いな子供は勉強習慣が身に付きやすい

中学受験を開始するときに問題となるので、子供の学習習慣になります。

通信教育は、自宅で好きな時間に学習できるため、学校の授業や他の習い事との両立がしやすいです。

学習塾の場合、塾に通うための移動時間や、決まった時間に授業を受ける必要がありますが、通信教育ではそのような制約がありません。

家にいながら学習できる通信教育は、勉強が嫌いな子供に取り組んで欲しい勉強法と言えます。

特に、中学受験においては各科目の得意・不得意が大きく異なることが多いですが、通信教育では苦手な科目に時間をかけ、得意な科目はスムーズに進めることができます。

塾や家庭教師よりも費用が安い

学習塾や家庭教師に比べて、通信教育は費用が抑えられることが多いです。

特に、複数の科目を学習する場合や、長期間にわたって継続的に学習する場合、学習塾に比べて費用の面でのメリットは大きいです。

また、交通費や食費などの付随する費用も不要となるため、経済的な負担を軽減することができます。

中学受験の学習塾や家庭教師は高額になる可能性もあるので、その点で通信教育はコスパが高いと言えるでしょう。

基礎力がない子供は取り組むべき

中学受験は学校ごとの対策は必須ですが、それは最低限の基礎力があってからの話になります。

これから中学受験を始めるご家庭で、勉強が苦手な子供は基礎力を身につけるために通信教育を利用するのはとても有効です。

通信教育は質の高いものが多く、小学校や中学受験の基礎を効率的に学ぶことができます。

もともと学力が高い子供には不要ですが、まずは基礎力をつけて土台を作ることが中学受験で合格する第一のポイントになります。

中学受験におすすめの通信講座を比較

中学受験対策を実施している、小学校の基礎力が身に付く通信教育をピックアップします。

教材の質、サポート体制などを比較しているので、教材選びの参考にしてください。

Z会 中学受験コース(3~6年生)

Z会は難関中学の入試問題に対応できるよう、専用の教材とカリキュラムが用意されています。

質の高い教材で知られており、特に記述力や表現力を重視した問題が多く出題されます。

これにより、単なる知識の詰め込みではなく、思考力や問題解決能力を養うことができます。

教科書レベルを超えた応用問題や、最新の出題傾向を取り入れた教材が魅力で、思考力や表現力を養う問題が豊富で、受験対策に適しています。

また、添削指導が充実しており、生徒一人ひとりに対して丁寧なフィードバックが行われます。

受験に関する最新情報や、合格者の声を基にした受験対策が豊富に提供されていて、受験生は常に最新の情報に基づいて学習を進めることができます。

進研ゼミ 中学受験講座 (4~6年生)

進研ゼミは、ベネッセコーポレーションが提供する通信教育サービスで、中学受験を目指す小学生向けの講座も用意しています。

生徒一人ひとりの学力や進捗に合わせた個別対応の学習プランを提供します。これにより、各生徒のペースに合わせて学習を進めることができ、効率的に力を伸ばすことが可能です。

科目ごとに詳しく解説された教材が用意されており、基礎から応用まで幅広く対応しています。また、毎月の添削指導や、実力を試すための模試も提供されるため、学習の成果を定期的にチェックすることができます。

オンラインでのサポートも充実しており、質問や相談がしやすくなっています。専用の質問コーナーや、進捗状況を確認できる機能などがあり、学習の進め方についてアドバイスを受けることができます。

保護者向けの情報提供やサポートも充実しています。家庭での学習をサポートするためのアドバイスや、進捗状況を把握するための資料などが提供されるので、安心して子どもをサポートできます。

スマイルゼミ

ジャストシステムが作成しているタブレット教材で、小学生の学習教材として圧倒的な人気があります。

専用タブレットが秀逸で、一人でも勉強を進められる工夫が満載です。

子供の理解度に合わせた学習スケジュールを提案してくれるので、勉強嫌いの子供からも評価が高いのが特徴です。

自動丸つけ機能など、親の負担を軽減できるのも人気のポイントです。

英語やプログラミングなども学習できるので、塾に行くよりもコスパはかなり高いです。

ちゃんと勉強しているか気になる子供でも「みまもるトーク」というアプリを使って、子供の学習進捗を管理することができます。

利用者の90%以上が学力アップを実感しているだけに、気になっている親御さんも多いのではないでしょうか。

スマイルゼミは2週間の無料お試しができるので、子供に合っているかを確認することも可能です。特典付きの資料請求から無料お試しができます。

東進オンライン学校

東進オンライン学校は、東進ハイスクールと四谷大塚がコンビを組んだ通信教育です。

中学受験向けには、国語、算数、理科、社会の主要4科目に対応する講座が用意されています。

経験豊富なプロ講師が授業を担当しており、分かりやすい解説や効果的な指導が特徴で、動画形式で授業が提供されるため、自分のペースで学習を進めることができます。

学習の進捗に応じた個別対応が可能で、疑問点や理解が不十分な部分については、オンラインでの質問対応やサポートが受けられます。

また、定期的な進捗確認やアドバイスを通じて、学習の方向性を修正するサポートも行っています。

スタディサプリ

リクルートが運営しているインターネット学習教材で、受験での利用者がダントツに多いのが特徴です。

国語、算数、理科、社会の主要4科目に対応しており、基礎から応用まで幅広く学べるコンテンツが揃っています。

生徒一人ひとりの学力や進捗に合わせたカスタマイズされた学習プランが用意されています。これにより、効率的に学習を進めることができます。

科目に関連した問題集や演習問題が提供されており、学習内容を実践的に確認することができます。問題解決力を高めるための問題が多く含まれています。

定期的な模試や実力診断が提供されており、自分の実力を確認し、どの分野が弱点かを把握することができます。模試の結果をもとに、学習プランを見直すことができます。

質問や疑問点については、オンラインでサポートを受けることができます。疑問を解決するためのサポートがあり、学習の効率を高めることができます。

RISU(リス)

算数に特化したタブレット教材で、中学受験対策も行うことができます。

生徒一人ひとりの学力や進捗に応じてカスタマイズされた学習プランが提供されています。これにより、個別のニーズに合わせた効果的な学習が可能です。

RISUでは、AI(人工知能)を活用して学習の進捗を分析し、効果的な学習方法を提案します。AIによるデータ分析で、理解度に応じたアドバイスが受けられます。

理解度を確認するための問題演習が豊富に用意されています。また、学習の進捗状況を管理できる機能があり、どのくらい学習が進んでいるかを把握できます。

質問や疑問点については、オンラインでサポートを受けることができます。困ったときにすぐに質問できる環境が整っています。

通信教育は親のサポートが必要

通信教育は、自発的に勉強できる子供であれば偏差値アップが期待できる勉強法になります。

ですが、子供が勉強しないと悩んでいる親御さんは多いです。

中学受験の悩みで、「子供が勉強しない」は常にランキングしています。

通信教育は優秀な教材ですが、小学生の勉強の補助として使うなら親の管理は必要だと思います。

スマイルゼミやZ会などは、学習の進捗が確認できる機能があるので、その点では優秀な通信教育と言えます。

ただ、それだけで解決するわけではなく、やはり教材そのものに魅力がなければ勉強は続かないでしょう。

どの通信講座も無料体験があるので、最初は子供が興味が持てるか無料で試してみるのがおすすめです。

そこで効果が期待できれば継続すればいいですし、駄目だったら他の教材を試せばいいのです。

成績アップのきっかけは、勉強が楽しいと思えるかどうかです。

中学受験は簡単ではありませんが、やはり勉強が楽しいと思っている子供ほど偏差値が高くなります。

通信教育を利用する場合は、子供が興味を持っているかを親が確認することも忘れないでください。

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