- 小学生向けの通信教育でどこがおすすめか教えてほしい
- 塾は高いので料金が安い通信教育を利用したい
- 自宅学習を取り入れて成績をアップさせたい
小学生向けの通信教育は、紙媒体からデジタル化が進み学習効率が高くなりました。
自宅でできる通信教育は学習塾や家庭教師よりも費用が安いので、子供が集中して勉強できれば家計の負担を減らすこともできます。
今回は、小学生向け通信講座のデメリットを説明しつつ、効果的な勉強法についても解説したいと思います。
小学生向け通信教育のデメリット
通信教育は子供が楽しめる工夫をしていますが、以下のようなデメリットを感じている人もいます。
- 子供が勉強に集中しない
- すぐに質問できる相手がいない
子供が勉強に集中しない
通信教育は自宅学習になるので、基本的に一人で勉強をすることになります。
タブレット学習や紙媒体の通信教育の一番の問題点として、子供が勉強に興味を持てないケースがあることです。
この通信教育のデメリットは、子供の学力に合った教材を選択すれば解決できることが多いです。
楽しく勉強できそうかは、無料お試し体験などを利用してお子様に感想を聞いてみるのがおすすめです。
すぐに質問できる相手がいない
小学生に通信教育のデメリットに、質問できる相手がいないこともあります。
塾や家庭教師と違って先生がいないので、その場で疑問があった時に放置してしまいます。
今は塾より安いオンライン家庭教師などもあるので、タブレット学習と併用するのもおすすめです。
勉強が苦手の小学生の多くは、「わからないことを放置する」傾向があるので理解度が低いと感じたら勉強法を見直してください。
小学生の通信教育おすすめ 人気講座を比較したランキング
今の小学生向け通信教育は、以前に比べるとデジタル化が進み効率よく学習できるようになりました。
それでも通信教育によって違いがあるので、各社の特徴とおすすめポイントを比較しました。
各通信教育の料金については最後に説明します。
スマイルゼミ
ジャストシステムが作成しているタブレット教材で、小学生の学習教材として圧倒的な人気があります。
専用タブレットが秀逸で、一人でも勉強を進められる工夫が満載です。
自動丸つけ機能など、親の負担を軽減できるのも人気のポイントです。
英語やプログラミングなども学習できるので、塾に行くよりもコスパはかなり高いです。
ちゃんと勉強しているか気になる子供でも「みまもるトーク」というアプリを使って、子供の学習進捗を管理することができます。
利用者の90%以上が学力アップを実感しているだけに、気になっている親御さんも多いのではないでしょうか。
スマイルゼミは2週間の無料お試しができるので、子供に合っているかを確認することも可能です。特典付きの資料請求から無料お試しができます。
小学ポピー
デジタル化が進む小学生の学習教材の中で、紙教材を重視している通信教育です。
紙教材+デジタル教材で、自ら学ぶ力を身につけることを目的としている学習スタイルです。
無料お試し体験があります。
チャレンジタッチ
「進研ゼミ チャレンジタッチ」は、教育業界大手のベネッセが作成しているタブレット教材です。
タブレットだけでの学習ではなく、紙教材や学習アイテムも活用できる総合的な学習スタイルになります。
オプションの英語教材「Challenge English」では、外国人と英会話レッスンができます。
中学受験対策にもなるため、高度な学習を希望しているご家庭からも高評価です。
気になるところは、タブレット以外にも教材が多く子供が「多すぎる」と感じてしまう可能性があることです。
東進オンライン学校
東進オンライン学校は、東進ハイスクールと四谷大塚がコンビを組んで小中学生に向けて始まった通信教育です。
小学部の授業は四谷大塚の講師陣が担当し、学校で習う知識はもちろんのこと、単なる暗記ではない「読解力」や「探究心」を身につけることができます。
東進オンラインの授業を受けた小中学生に行ったアンケートでは、約95%が「分かった」「楽しかった」と回答しています。
理解度を定着させる確認テストもあるので、なかなか成績が上がらない生徒にもおすすめです。
無料資料請求&お試しがあるので、まずはどんな内容かだけでもチェックする価値があります。
スタディサプリ
リクルートが運営しているインターネット学習教材で、受験での利用者がダントツに多いのが特徴です。
勉強の進捗を確認できるテストもあるので、苦手科目の教科にもピッタリです。
内容が充実しているわりに、費用が安いのでコスパを考えるとおすすめできるタブレット教材です。
自分で勉強できる子供であれば、学校の授業よりも高いレベルの講義を受けることができるのでおすすめです。
受験では必須の教材なので、中学受験や高校受験を控えた子供にもおすすめです。
Z会 小学生タブレットコース
「Z会 小学生タブレットコース」は、その名の通りZ会が作っているタブレット教材です。
内容はかなり充実していて、子供の進捗に合わせてスケジュールが作られるので無理なく進めていくことができます。
基礎も学習できますが、どちらかというと勉強ができる子供におすすめで、中学受験を目指す小学生などからも評価が高いです。
すらら
「すらら」は、自立学習を応援する従来の学習スタイルと異なる勉強法で話題の学習教材です。
タブレット教材の弱点である一人で学習する不安点も、担当のコーチが付くので安心して取り組むことができます。
一般の学生が授業の予習や復習に使えるだけではなく、学習障害や不登校の子供にもおすすめできる注目のタブレット教材です。
サポートが充実しているので、勉強が嫌いな子供にはとてもおすすめです。学習障害や不登校の子供の学習教材としてとても評価が高いです。
デキタス
デキタスは、予備校で有名な城南グループの講師陣が監修するタブレット教材です。
タブレット教材ですが、パソコンなどネットワークが繋がればどこでも学習可能です。
カリキュラムは基本に沿っていて、子供が無理なく学習できる学習スタイルになっています。
サブスタ
サブスタはプロが学習計画を作ってくれる、サブスク式のオンライン学習アプリです。
チャットでお子様の学力をヒアリングして最適な学習計画を立ててくれるので、「どうやって勉強を始めればよいかわからない」といった人におすすめです。
全額返金保証付きの14日間の無料体験があります。
RISU(リス)
算数に特化したタブレット教材で、メディアでも話題のおすすめのタブレット学習教材です。
一人一人の学習データで最適なレッスンを受けられる、他にはないテクノロジーが採用されています。
フォローも充実で、東大生などが個別にサポートしてくれます。
これだけの内容で勉強できる教材は他にはなく、算数が苦手な小学生には一度使ってほしいです。
ワンダーボックス
4歳から10歳を対象とした通信教育で、アプリときっと教材を使って子供の学習意欲を高めます。
「STEAM教育」と呼ばれる論理的な思考力を育てることを重視し、想像力を鍛えることが期待できます。
WEBからの申込で、ワークブック&アプリの無料お試しができます。
名探偵コナンゼミ
小学館が運営している「謎解き」+「ワークブック」で楽しく学習できる通信教育です。
考える力を身につけることが期待できるので、問題集をただ解くよりも思考力を鍛えることができます。
資料請求でお試しワークブックがついてきます。
通信教育の選び方 子供の学力に合わせること
今回、紹介した通信講座はどれもレベルがかなり高く、小学生に必要な基礎知識はしっかり学べます。
ただし子供の性格や勉強への向き合い方によって、どの通信教育を選ぶかを検討することが重要です。
勉強ができる子供向け
勉強が得意、勉強が好きといった小学生ならば、「東進オンライン学校」「Z会」がおすすめです。
基礎だけではなく応用力も学習することができますし、今より一つ上のレベルになれる要素をたくさん取り入れているからです。
特に東進オンライン学校は、有名塾講師の授業をオンラインで視聴できるので一見の価値があります。
万人受けの通信講座
どのレベルにもおすすめできる通信講座は、「チャレンジタッチ」「スマイルゼミ」になります。
この2つは良く比較されますが、どちらも基礎的なポイントも押さえていますし、小学生が勉強を楽しめる工夫を取り入れています。
どちらも無料お試しができるので、どっちが子供と相性が良いか確認してみてください。
勉強が嫌いな小学生向け
勉強が嫌いな小学生は、「すらら」「スマイルゼミ」がおすすめになります。
基礎的な内容を丁寧に勉強できることと、勉強嫌いの小学生向けにシンプルな内容になっているのがこの2つだからです。
勉強が嫌いな子供には色々とやらせる前に、まずは必要最低限の基礎を身につけることから始めるのが効果的です。
通信教育では親のサポートも必要
小学生の通信講座は目まぐるしく進化をしていますが、それでも勝手に成績が上がる魔法の勉強法ではありません。
きちんと勉強をして、わからないことを復習しなければ成績を上げるのは難しくなります。
これは塾に通っていても同じで、「勉強しているつもり」になっている安心感でわからないことを放置してしまうと、せっかくお金をかけてやっている意味がなくなります。
通信講座を利用するのであれば、親御さんが子供の学習進捗をチェックするなどしてサポートしてあげて下さい。
勉強をしたら褒めてあげる、成績が上がったらご褒美を上げるなど、勉強のモチベーションを上げる工夫をすると効果が出やすいですよ。
特に小学生低学年(4年生くらいまで)は、親がサポートしながら勉強すると伸びることも良くあります。
やり方次第では学習塾に行くよりも効果が出やすいので、「やる気」を上げる方法を意識して利用してみて下さい。
通信講座で結果を残せる小学生の特徴
否定的な意見を述べましたが、通信講座を否定しているわけではありません。
実際に通信講座を使って、成績が著しく上昇した小学生もたくさん知っています。
では通信講座で結果が残せる小学生と、そうでない小学生の違いはなんなのでしょうか。
通信講座の勉強法に興味が持てた
成績が伸びた小学生に話を聞くと、「やっていて楽しかった」「内容が面白かった」など勉強に興味が持てた傾向があります。
勉強を楽しいものや、興味が持てるものとして認識できた小学生は、通信講座で成績を伸ばせています。
昔の紙媒体の通信教育に比べると、今の通信講座はこの点ではかなり進化しています(後述します)。
わかるが実感できた
勉強の醍醐味は、「理解できた!」になります。
小学生で勉強が嫌いな子供の多くは、わからないから嫌いになっている傾向にあります。
逆に勉強ができる小学生は、内容が理解できているので楽しいと感じているのです。
コツコツ勉強するのが好き
これは子供の性格によりますが、コツコツ勉強するのが好きな小学生も通信講座で結果を残しやすいです。
通信講座は独自のカリキュラムを組んでいますが、基本的に自分のペースで勉強することができます。
塾のようにどんどん進むことがないので、わからなければ理解できるまで繰り返すことができます。
勉強が苦手だったけど通信教育で理解できるようになる小学生は、コツコツと課題を取り組んでいる傾向にあります。
こうした傾向がある小学生は、通信講座を使って成績を上げている傾向にあります。
小学生向け通信教育の料金比較
今回紹介した通信教育の料金を比較しました。
講座内容によって金額が変わりますが、最低料金はここからの参考にしてください。
通信教材 | 料金 |
---|---|
チャレンジタッチ | 月額2,980円~ |
スマイルゼミ | 月額2,980円~ |
小学ポピー | 月額2,500円~ |
東進オンライン学校 | 月額2,178円〜 |
Z会 | 月額3,927円~ |
すらら | 月額8,228円~ |
サブスタ | 月額2,992円〜 |
RISU算数 | 月額2,750円~ |
スタディサプリ | 月額1,815円~ |
名探偵コナンゼミ | 月額2,420円~ |
小学生向け通信講座は進化している
通信講座についてマイナス面をお伝えしましたが、個人的に今の通信教育は小学生の勉強におすすめできると感じています。
その理由として、昔の紙媒体の内容に比べて圧倒的に進化しているからです。
紙媒体の通信講座は、正直言って面白いものではありませんでした。
ですが今はパソコンやタブレットを使った通信講座が一般的になりました。
特に動画で勉強できるようになり、紙媒体の頃の「読む」勉強から「見る」勉強に変わったのが大きいと感じました。
はっきり言って、昔の通信講座は参考書を読む勉強法とあまり違いはないと思います。
お金をかけて利用する価値はあまりないと思いしたが、今の通信講座は動画やゲーム要素を取り入れて小学生が興味を持てる工夫が満載になっています。
ステマっぽく聞こえるでしょうが、下手な塾や家庭教師よりも効果があると思います。
無料体験を利用してみること
最近の通信講座は、小学生が勉強に興味を持てる工夫が散りばめられています。
ですが、やはり相性があり内容に興味が持てなければ結局、勉強をしなくなります。
どんなに内容が充実していても、勉強しなければ意味がありません。
そうならないためにも、最初は無料体験から始めることをおすすめします。
今の通信講座は、オンラインでできるものが多く、無料体験でどのような内容なのかを確認できます。
そこで子供が興味を持てば、継続していけばいいのです。
ネットで簡単に申し込みや退会ができるので、面倒な手続きなく利用することができます。
子供との相性が良ければ、通信講座はとてもお勧めできる勉強法になります。